イタリア旅行(3)

※イタリア旅行(3)-2002.11.18- <二日目>

ドゥオモを出てバスに乗車、次はスフォルツェスコ城
に向かう。 北西に2kmくらいですぐ着く。

ルネッサンス期の建築物としては、一番大規模な
のがこの城である。 1368年にヴィスコンティ家
の命で造り始めた基礎部分に、1450年に追加
設計をしたのがフランチェスコ・スフォルツァであ
る。

1535年スペインのハプスブルク家の支配下に
入るまで、スフォルツァ家がミラノを支配した。こ
の時期に、現存するミラノ城の再建、大病院の建
設がなされ、レオナルド・ダ・ヴィンチをはじめとす
る芸術家も集まって、ミラノは黄金時代を迎えた。

生憎の雨とあって、観光客もまばらである。一通
り外回りを見学しただけで、再びバスに乗りレス
トランに向かう。 古都ミラノは道は狭いのに車は
結構多い。 歩道に駐車するのは常識といった感
じである。 バスを降りて雨の中を歩かされた。 

レストランの入り口は狭いが、地下の店は広くて豪華
である。 例により、先ず飲み物を聞いてくる。 当然
ワインを注文する。 昼間ということもあって、ハーフ
で我慢する。 メニューはリゾット、野菜サラダ、チキ
ンソテイで簡素であるが美味しかった。 デザートに
大きなケーキが出てきたのには閉口した。

13:30食事が終わったところで、オプション・ツアー
に行く人と、自由行動の人とに別れる。 我々は後者
である。 通り道のさきほどのお城の所で降ろしても
らう。 団体では、どうしても急ぎがちであるが、今回
は家内と二人でのんびりと、城内に入っていく。無料
であるのはありがたい。 雨は依然として降っている。

城内に博物館があるが、月曜日とあって休館である。
残念ながら仕方がない。 博物館入り口近くに印刷
機がおいてあった。 グーテンベルク(1394?~
1468年、ドイツ生まれ)の印刷機と同型のものであ
る。 ブドウ絞り機を改良して造ったらしい。

印刷機の発明は、ダイナマイト、羅針盤とともに、ルネ
ッサンス期の3大発明である。

外に出て、傘をさし、片手で城内から丸い塔や門を
撮影する。

スフォルツェスコ城・ミラノ
  • DSCF0010.JPG


  • DSCF0006.JPG


  • DSCF0032.JPG


※追加画像は下記をクリックして下さい。

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